かえる291の徒然日記

北陸に住む妄想好きなかえるが、日々思うこと、考えることを気ままに書き綴っています。

北陸の冬

 一昨日とはうって変わり、今日は曇天の空から冷たい雨が降っている。ああ、とうとう北陸の冬の空がやって来てしまった。
 「弁当忘れても傘忘れるな。」と言われるくらい、北陸の冬の空は気まぐれ。さっき晴れ間が広がっていたと思っても、急に雨が降ったり雷が鳴ったり。そう、雷が鳴ると北陸人は冬の到来を感じるのだ。ひどい雷が続くと、いよいよ雪。
 冬の間、青空が顔を見せることはとても少ない。初めて福井で冬を越した京都出身者は「冬の福井には空がない。」とのたまった。ひたすら重い灰色の空が低く垂れ込める。ここに雪が積もるとますます無彩色の世界に。
 逆に初めて東京で冬を迎えた時、かさの出番がまったく無いことに私はとても驚いた。その上、福井では除湿機をフル稼働していたのに、東京の冬はカラッカラ。喉が弱い私は慌てて加湿器を買いに電気屋へ走ったものだ。
 それにしても、前回の冬は大雪で苦労したけれど、今回はお手柔らかにお願いしますね、お天道さま。

f:id:keropyonpyon:20181123111925j:plain*晴れているんだか(右下は晴れ)、雨が降っているんだか(隣の家の屋根は濡れている)…と思ったら今度は虹が。北陸の冬は七変化。