紙を切る

　来年のカレンダー作りのワークショップに参加した。
　あらかじめ1月から12月まで日付が印刷された台紙があって、これに好きな紙を切り貼りするもの。和紙や色紙、新聞、包装紙、ダンボールetc.と様々な紙が準備されていて、これを使って自由にデコレーションする。
　はじめは張り切って細かく作業をしていたのだが、途中ではたと気がついた。「間に合わない！！」2時間で12枚のカレンダーを作るには、これじゃとっても時間が足りない。そこで方針転換。講師の方のアドバイスを受けて、気の向くまま下書きもなしにハサミを入れていくことにした。「サク、サク、サク…」紙を切るハサミの心地よい音が響く。あ、なんかいい感じ。楽しくなってきた♪
　突如「楽しいスイッチ」が入って、どんどん紙の数字が出来上がっていく。作業にリズムが出てきたら次々とイメージも膨らんでいく。子供のとき工作が大好きで、チョキチョキいろんな物を切ってたなぁ～なんて思っているうちに12枚のカレンダー完成！他の方のカレンダーがあまりにも繊細で美しいので自分のセンスの無さにがっかりしたけれど、楽しかったし、完成したし、まぁいいや。
　さて、来年はどんなカレンダーにしよう？もう、2020年のカレンダーに思いを馳せているのだった。